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小谷周平 「出所後のオナニックな日々」

自分の人生を赤裸々に綴ります。

のんびり屋さんの挑戦

 参加中の治験、今日から2クール目の2泊3日。

「全国のプロレタリアートよ」

マルクスエンゲルスさんは呼びかけて、それが世界中を席巻したコミュニズムという怪物になっていった訳ですが、そんな彼らの情熱とは全く無関係に、働くのは疲れるし汗水垂らして働く工場での労働はつまらなかったなあと僕は個人的なことを思い出すのでした。今も介護の仕事は週3〜4日で、執筆中の小説が10万部売れて芥川賞を取って、そんでそんで……。なーんて。

デイドリーマー、そんで、彼女はクィーン。って感じです。

 人間は、潜在能力とかはあるのかも知れんけど、とりあえず自分の持つ能力以上のことはできない。やろうとしても失敗するもんだろう。ってことは自分のペースで生きるのが結局ベストなんじゃなかろうか、といういつもの結論に。

 

 でも、早く以前みたいにライヴしたいな。本も(自費)出版したい。セックスもしたい。また旅もしたい。

 

 今日は、刑務所に到着してからの荷物検査などの描写を書いた。懐かしくなったので、中にいた頃ハマっていた将棋を久しぶりにアプリで楽しむ。3連勝!うは。将棋の師匠は「あの人」ですが、その工場変わってから僕にできた初弟子は、羽生善治の言葉を気に入っていてよく口にしていた。

 

「少しずつ前へ進む      

                                       羽生善治

 

 本も何冊か読ませてもらったし、僕も尊敬している羽生さんは今年の五月だかに佐藤天彦という新進気鋭の若手に、名人戦で緒戦一勝したものの、その後4連敗で保持していた名人位を奪われた。将棋歴2年足らずの小谷が負けたってものすごく悔しいのに、羽生さんのその心中たるや如何ほどだったのか。「3月のライオン」の監修をしている先崎学が「今まで勝ち続けてきたことがすごいんだ」と自身のコラムで羽生善治の経歴を讃えていた。

 

 人間誰しも勝ち続けるのは難しい。しかし、それでも戦い続ける人の背中に小谷は今日も滾る血潮を感じ、自分もそんな風に挑戦し続ける人生を生きようと思うのでした。