僕の師匠は黒子のバスケ事件の渡邊博史

師匠というのは将棋の師匠のこと。

 

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渡邊さん、犯行の動機を綴ったものは実は刑務所で出会う前に読んでいた。社会批判的な文章はなかなか達筆だったし、香山リカがコメントしていたのが印象的で、本まで出版してるんだから驚きだ。黒子のバスケにはやはり赤毛の背の高いポテンシャルのある男が登場していて、つまんないマンガだなと思ったが、渡邊師匠には違ったらしい。この裁判についてのネット記事が本当なら、小谷なんかよりよっぽどぶっ飛んでるね、さすが師匠(笑)

 

小谷の事件もスキャンダラスでイっちゃてたけど、世間を騒がせたうちには入らない。有名な人は数えるくらいしかいなかったがそれでも他にいた。僕は渡邊師匠が同性愛者であることは知らずに指していた。アメリカに留学して同性愛に目覚める者も少なからずいる昨今、刑務所で渡邊師匠は恋なんかを楽しんでくれてたらいいな。近々将棋の本を送ろう。

 

刑務所では楽しみがほとんどなかった。それでも二つだけ、これこそはという大きな楽しみがあった。一つは友人との文通で、もう一つは将棋だった。僕は筆まめだったので、月4通の手紙は毎月欠かさず誰かに出していた。余暇時間に手紙を書いたり、テレビをみたりする以外の時間は、将棋を指すか将棋本で研究をしていた。そんな小谷とあんな渡邊さんは工場に出役する平日に設けられた30分の運動時間は、二ヶ月間くらいだけだったけど、余計な雑談などはほとんどせず、将棋を指したり定石を確認したりと将棋の研究に熱心だった。主に「歩」の使い方を教わった。それ以外はずっと指していた。飛車・角落ちという、将棋においてもっとも機動力のある二枚の大駒を抜きにしての戦いでも、ほとんど歯が立たなかった。そんな渡邊師匠の将棋歴は30年らしい。小谷のギター歴より20年以上長えじゃねえか。そりゃ敵わん。

 

今日はそんな師匠のことを思い出してか、新宿の紀伊国屋で羽生さんの基礎本他3冊の将棋本を買って来た。登山も将棋も筋トレも執筆活動もギターも、欲張りな小谷は全部続けてやる。マイウェイを謳歌してやるぜ。師匠、シャバで待ってるぜ!