圧倒的にローラを支持する

「Aという命題が間違っている」ということを指摘したからと言って、指摘者が正しい答えを示さなければならない、という事にはならない。

 サンジャポでもローラ批判があったそうで、小谷としては物申す。ホリエモンまで、残念だ。太田さんはさすが。最上に述べた論理は、小谷野敦というフェミニスト、童貞論者がどこかで述べていた論理です。「解決策を提示しない者が現行案を批判してはいけない」論調を喝破するのに使えます。要するに、間違っていると思うものには間違っていると言える勇気を持つことが第一歩ですね。

 あと、政治的なものから完全に切り離された言動という方が逆に珍しく、おおよそ全ての発言や文章というものは何かしらのイデオロギーと繋がっている。だから、およそ全ての言葉は大なり小なり政治的な意味合いを含んでいる。

小谷はローラを支持します。

 

 それから、ツイッターで映画評論家の町山さんが「違うだろ」と批判したつぶやき。「みんな、普天間で飛行機事故が起きたらローラのせいな。覚えとこうな」もうネトウヨの思考レヴェルの低さに愕然。ローラインスタにも「基地問題や環境問題をもっと勉強してください」みたいなリプもよせられていたけど、小谷はそもそもの話をしたい。

「合意もないのに女性に対し男性器を挿入することを、一般的に強姦」と言い、刑罰の対象です。さて、では沖縄県民の民意を確認せず、県知事が反対しているにも関わらず政府の都合だけ土砂を投入するのは、果たして一体どの辺が正義と呼べるんでしょう?なんか議論の前提がズレている。「もっと勉強してください」とか、まことしやかに訴えてる奴も、どうせ自分の地元で土砂投入が行われたら、絶対に憤ると思うんですよね。

 日本なんて元々多神教だし、海や山、大地に八百万の神々がいるという信仰を持っている訳で。それらを大事にしたいっていう気持ちは日本人として至極当然。それに第二次世界大戦を思い出しても、沖縄にこれ以上負担させるのはもういいじゃないか、と思う。僕個人の意見としては、米軍にはお帰りいただく派。集団的自衛権とか、経済効果とか、そういうんちゃうねん。そもそもいろんなことがちゃうねん。

 小谷は勇気ある行動をとったローラを支持します。ローラの気持ちや考えが分からない、という人たちの考えや気持ちの方が僕には理解できない。みんな、いっぺんちゃんと自分の頭で考えようや。