PC。とりあえず

 暑い。日本全国、小学生が亡くなったり大変やな。僕が小学生の頃には熱中症という言葉はなかったし、なんなら校庭は休日なんかは解放されてたから、夏なんかは特によくサッカーなど球技で遊んで過ごした。全然関係ないけど、さっき事業所から「入浴介助時の適切な格好」という匿名宛てメールが来て、遠回しに入浴介助時にパン一の僕に対する指導だと察した。まあ、じきに自分の事業所で好きなようにできるから反論はしないが、介護の現場で大事なのはお互いの信頼だと思う。相手が入浴のため裸な訳である。こっちまで裸になる必要はないが、緊急時に対応できて介助し易い格好ならなんでもよかろう、とひっそり思っている。

 何が言いたいかだが、PC(ポリティカリーコレクト)で世の中埋めつくさんで欲しい。僕はそういう雰囲気に非常に敏感だ。日本では「小学生が亡くなった→真夏に外で遊ぶのは非常識」とか、すぐにそんな風潮になりやすい。大事なのは自分で考えて行動することであり、熱中症対策への喚起をすることだ。内田樹さんも随分前にブログで書かれていた。「(PCという時代の流れで)自分たちのいた学校でもくろんぼ賞(日焼けした子供に贈られる)がなくなった。それはいいが、賞がなくなると夏に外に出て日焼けまで遊ぼうという子供までもが減った」それはいかがなものか、と。

 暑さで人が死ぬなんてこんな島国では信じられない出来事だが、みなさんどうかお気をつけて。雨も降りまくったし、日本の気候も昨今激しい。ただそれでも、変な風潮だけは出来上がって欲しくないね。なんとなくそんなことを呟いてみたかった。