赤木さんの死

 文春砲が日本を駆け巡りました。森友問題の概要を説明します。僕も詳しい訳ではありません。まず安倍夫人のアキエちゃんが、校長になる予定だった?森友学園への土地の払い下げが、メディアの報道によって明らかになったことが事の発端です。査定額9億円の土地が8億円も安くなっていて、国会でも追及が。
 文春の記事によると安倍さんが、私や妻が関わっていたら総理を辞めますよ、と発言した所から、文書の改竄が始まったそう。近畿財務局に勤めていた赤木俊夫さんは抵抗したものの上からの圧力に逆らえず、うつになり、真実を書き記した手記を残して首吊り自殺をした。今回文春が明らかにしたのはその手記の内容。この手記、一部写真が掲載されてますが、手が震えているのが伝わってきます。
 この記事は今日、サービス合間の移動の電車内で読みました。赤木夫人が回想される言葉などはとても涙なくしては読めませんでした。一人でぼろぼろ泣いてしまった。最後赤木さんが出勤する昌子さん(仮)を見送る言葉はいつもの「いってらっしゃい」ではなく、「ありがとう」だったそうです。これが、こんなことがまかり通っているのが、いま僕が生きている日本なんだと。ここまで酷いことを知らなかった自分がとても悔しかった。

 赤木さんは、書道が好きだったそう。多趣味だったようで、立派な書斎には沢山の本がずらりと並んでいる写真が記事に寄せられていた。好きなミュージシャンは坂本龍一。きっと正義感の強い方だったろうことが記事からも窺える。
 なぜ、赤木さんのような人が自死しなければならなかったのか。悪い事をしているという自責の念のある方は自殺して、悪いことを部下に背負わせて、自らの手を汚さない主犯格は今ものうのうと「改竄あってはならない」など他人事ように政治家面だけしている。反吐がでる。許せない。僕は、国に対して提訴した昌子さんを応援するし、一刻も早く安倍晋三が総理大臣、及び議員職を辞職するようにこれからも情報を発信していきたいと思う。

 最期に、辛い思いをしながらも、大好きな家族とお別れをしなければならなかった

      赤木俊夫さんのご冥福をこころよりお祈りします。

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自死される直前に残した赤木さんの手記の一部